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MaerskとONEの2026年第三四半期決算:純利益が急増も株価は下落——運賃主導の好決算の内実と、中国発日本向け海運の第四四半期ブッキング戦略

マースクは11月5日、第三四半期の純利益約30億ドル(前年比+178%)を発表し、通期ガイダンスを3度目の上方修正しましたが、市場予想を下回り株価が急落。ONEも11月4日、第三四半期純利益13.2億ドル(+362.5%)、通期予想を9億ドルから20億ドルへ引き上げました(出典:信徳海事・同花順財経・航運界、11月4〜6日)。利益の大半は運賃上昇によるもので、第四四半期の運賃リスク管理が鍵です。

2026-11-07 · 物流ニュース

決算シーズンに入り、大手船社の2026年第三四半期(7〜9月)決算が相次いで発表されました。A.P.モラー・マースクは11月5日、売上高181億ドル(前年比+27%)、EBITDA47億ドル(+75.4%)、純利益約30億ドル(+178%)を報告。これは2025年通期の純利益(29.15億ドル)を一四半期で上回る規模です。通期の基礎EBITDAガイダンスは3度目の上方修正となり、105〜125億ドルから140〜145億ドルへ引き上げられました。

ただし内容を見ると、利益の伸びは貨物量ではなく運賃に依存しています。マースクの第三四半期平均運賃は3,287ドル/FFEと前年同期比+46.5%だった一方、積載量は0.8%減。アジアの荒天とホルムズ海峡情勢に伴う迂回航路で世界的に港湾滞留が発生し、港湾平均待機時間は16.6時間と2023年1月以来の高水準に達し、有効運力が絞られて運賃を押し上げました。市場予想(EBITDA中央値約56.7億ドル)を下回ったため、決算発表後には株価が一時10%近く下落し、ゴールドマン・サックスは格付けを「売り」へ引き下げています。

ONE(オーシャンネットワークエキスプレス)も11月4日、第三四半期の純利益13.2億ドル(前年比+362.5%)、売上高62.7億ドル(+40.8%)を発表。積載量は339.6万TEU(+2.2%)、単位あたり運賃は1,709ドル(+39.5%)で、2026年度通期純利益予想を従来の9億ドルから20億ドルへと大幅に引き上げました。一方で同社は「下半期は即時運賃が季節的に減速するが、従来予想より高い水準を維持する」と見ており、春節前には小幅な運賃上昇を織り込んでいます。

中国発日本向け海運への示唆:日中近洋航路の運賃はSCFI日本航線で10月30日期、関西328ドル/関東335ドル/TEUと狭いレンジで安定しています(いずれも参考運賃)。ただし遠洋市場が紅海復航と新造船就航で運賃低下圧力を強める中、船社は配船や運賃戦略を四半期ごとに見直す可能性があります。見積もりの有効期限を短めに設定し、価格変動を織り込んだ発注計画を推奨します。

第四四半期の日本向け出荷は12月の物流停止を前に11月中下旬が最終ウィンドウです。当社は中国各地での集荷、輸出通関、海上・航空輸送、日本の輸入通関、ドア配送まで一括手配します。睿裕通の運賃計算(https://www.4006519886.cn/smart-oa/price.php)で公開標準価格を、貨物追跡(https://www.4006519886.cn/smart-oa/track.php)で状況をご確認いただけます。メール(sales@ruixincargo.com)をクリックして、オンライン相談・お見積もりのご依頼をどうぞ。

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